立教大学のポートフォリオであれば、「責任感」や「学生は授業で与えられた課題に対し、どのように向かい合い、解決したか」、「困難にあってもあきらめずに辛抱強く取り組んだか」などが把握できる。企業にとっては現状の面接では見えない学生の資質、それも企業にとって重要なファクターである資質、能力を見ることができ、より優秀な学生を採用できる可能性が高まるわけだ。今の就活でのエントリーシートは一方的に企業ベースだが、学生が大学教育で何を学び、身につけたかを採用選考の場で示せるように変わっていかなければならないし、大学もそれをサポートすることが必要だ。
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その答えがこのポートフォリオなのである。立教大学はGPAも導入しているが、成績に加え、このポートフォリオを企業に公開する考えだ。このため学生は就活で、自分のポートフォリオを履歴書やエントリーシートを補完する材料として企業の採用担当者に見てもらいたいと考えれば、URLを相手に知らせ、利用できるようになるシステムを開発中だ。まもなく三年生の就活から利用可能になるという。立教の学生にとっては就活上の差別化につながる。金沢工業大学の「ポートフォリオシステム」や東京女学館大学の「一〇の底力プログラム」なども今後、工夫次第で面接選考の補完材料として企業側に提供することも可能だろう。