転職しなくてはいけない理由

2012.01.14

Kさんの奥さんの母親が病気で倒れ、Kさん一家が看病しなくてはならないという事態が発生する。独りでの生活が難しくなってきた義母のため、Kさんは奥さんの郷里である某県に移り住むことになった。KさんはB社を辞し、奥さんの郷里の食品会社への転職を決めた。その時の気持ちをKさんは率直にこう話している。「正直言いまして、妻の実家の話があって助かったような気持ちなんです。このまま意地を張ってB社に残っても白い目で見られ、居心地が悪いだけです。

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けれど、それだけの理由で辞職するのは、なんだか会社組織に負けてしまったことを認めるように思えていまして、ずっと何か辞めなくてはいけない理由ができれば、と考えていました。不謹慎ですが、実はいま、内心ほっとしているのです」Kさんのケースを考えると、無理矢理にでも転職しなくてはいけない理由を待ち望んでいる人は、意外に多くいるのかもしれない。